【生駒市】生駒山上遊園地の「飛行塔」が主人公の歴史ファンタジーが出版されました

2023年11月15日に『100年見つめてきました(吉野万理子:作、川上和生:絵)』という本が出版されました。この本は、生駒山上遊園地の「飛行塔」が主人公の歴史ファンタジーです。

飛行塔

飛行塔は、現存する日本最古の大型遊具で、生駒山上遊園地のシンボル的存在です。

飛行塔が日本最高の大型遊具であるという紹介文

この本では、飛行塔目線で見た「戦争」が語られます。

飛行塔が誕生したのは今から100年近く前。大型遊具として愛される幸せな日々があり、そして起こる戦争。航空機や武器を造るために金属が次々と回収される中、飛行塔の塔の部分は軍の見張り台として残されます。

生駒山上遊園地の飛行塔

飛行塔は、戦争中も山の上から、心を痛めながらもやさしい目線で見守り、ひとつひとつのできごとを見届けてくれます。

戦争が終わり、令和になってもそれは変わりません。100年近い長い年月の間、多くの子どもの笑顔や涙を見守ってくれている飛行塔のお話なのです。

生駒ケーブル

飛行塔よりも先に誕生した先輩として、ケーブルカーも登場します。この本を読んだら、ケーブルカーに乗って生駒山上遊園地に行きたくなります。そして飛行塔に心の中で話しかけてしまいそうです。

挿絵が多くてとても読みやすく、小学生でもわかるやさしい言葉で書かれていて、大人なら1時間もかからずに読めると思います。

生駒山上遊園地は2023年12月4日から2024年3月中旬まで冬季休業になります。この本を読んで飛行塔のことをもっと知ったら、春になって営業再開するのが待ち遠しく感じられると思いますよ。

「生駒山上遊園地」はこちら↓

いこくま
 

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