近鉄生駒ケーブルの生駒山上駅を降りてすぐの「生駒山上遊園地」。懐かしさを感じるレトロな雰囲気と大阪や奈良の市街地を一望できる眺望で人気の遊園地ですが、桜の見ごろと春休みが重なった2023年4月4日、大変なにぎわいを見せていました。

まずは生駒ケーブルの鳥居駅前からでている生駒山上遊園地に向かうケーブルカーが、満員。座れないどころか人に当たらないように注意が必要でした。しかし、この「ミケ」号に乗り込むと、おのずとテンションがあがります。

たどり着いた生駒山上遊園地では、きれいな花壇が出迎えてくれます。

かわいらしいチューリップも咲いていました。

園内では桜が満開。山上なので、平地よりも少し見頃が遅いんですね。

お昼時には芝生広場でたくさんの人がレジャーシートを広げて花見を楽しんでいました。

この日は家族連れから小中学生のグループ、カップルまでいろんな人が来園していました。ベビーカーやよちよち歩きの小さなお子さん連れのご家族も多かったです。

◆景色が楽しめるのりもの

生駒山上遊園地は、抜群の眺望が魅力。特に、のりものに乗って見る景色は最高です。

ぷかぷかパンダ

桜の上をのんびり空中散歩。園内を見下ろすと桜が満開、目線を外に向けると山上からの景色が楽しめます。大人といっしょなら0歳から乗ることができます。

飛行塔

生駒山上遊園地のシンボルともいえる飛行塔。約30mの高さでゆっくりと旋回します。

飛行塔からの眺めがこちら。

生駒山上遊園地には観覧車はないのですが、観覧車に乗って園内を見下ろすのと似た感覚です。しかもこちらはオープンなのりものなので風を感じながら360度、いろんな景色を楽しむことができます。園内ののりものでは一番人気で、常に行列ができていました。

サイクルモノレール

モノレールの上を自分でペダルをこいで進むのりものです。自分でペースは調整できるものの、眼下に広がる景色に向かって行っての急カーブがスリルあり。

急流すべり

山上とはいえ、この日は天気がよく、日中は暑いぐらいだったので、急流すべりで涼をとることに。この急流すべりが、思った以上に景色が素晴らしかったです。

上にのぼってからのコースが長く、ゆっくりと景色を眺めることができました。ただ、景色に気を取られていると、最後は結構な傾斜を滑り降りるので油断は禁物です！

◆パノラマビューを楽しめるレストラン

芝生広場でピクニックもいいですが、眺めのいいレストランもあります。入った奥がテラスになっていて、大阪平野を一望しながら食事ができます。身軽におでかけしたいときにもレストランはありがたいですね。

日中は長袖を腕まくりするぐらいの陽気でしたが、やはり標高が高いので、夕方近くになると急に寒くなります。なにか羽織れるものを持っていくと便利かと思います。

桜はそろそろ終わりそうですが、景色とのりもの、どちらも満喫できる生駒山上遊園地、春のおでかけにいかがでしょうか。

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